令和3年度助成先「いわぬま・こども食堂+」

  • 2022年07月27日

1.事業名

 こども食堂~つながる・ひとりじゃないよ

2.事業の目的とその背景

(1)新型コロナウイルス感染症の流行により、地域内で経済的に厳しいひとり親家庭への支援・高齢者の孤立防止(地区民生委員との情報交換)
(2)食糧支援を行いながら、対象家庭の皆さんにヒアリングをして、一人じゃないこと、繋がることの大切さを伝えています。
(3)活動する中食材提供や活動を応援してくれる方々ともつながりながら、活動への理解、支援の輪を広げていきたいです。

3.事業の内容

フードパントリー: 21回実施(計407世帯へ5230kg提供)
お弁当配布:   21回実施(計407世帯へ12733食提供)
夏休み企画としてランチ会を7/29、8/5、8/19の3回実施し、計60世帯242食を提供。
毎年実施しているクリスマス会で、例年ひとり親世帯の参加は1世帯程度なのが気がかりだったのですが、今年はひとり親世帯が5世帯初めて参加してくれました。

4.事業実施にあたっての工夫点とその効果

・岩沼市内相談事業所との関係構築
 岩沼市内で子ども食堂・地域食堂を運営する4グループと「岩沼市こども食堂ネットワーク」を作って情報交換をしていますが、利用者の中には子どもや自身に障がい・精神的症状のある方もいて、それらの支援をする機関ともつながりをつくる必要性を感じていました。今年度は市内の相談事業所4か所との交流会を開催し、お互いの活動を知ることができました。

・緊急対応への協力
 チラシやポスターを作成し、児童館、保育所、公共施設へ配置をしました。
5月、6月、10月、2月に計5回、行政等からの緊急要請があり、困窮世帯へ必要な食品を届けました。ひとり親家庭でコロナ感染が起き、食べ物がなく困っていたことを知った児童館の先生が、知人を通じて当団体へ連絡、支援につながりました。

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